物質化学工学科



動植物・食材のレドックスを観る新技術

准教授 伊藤 智博
〔経歴〕
山形大学大学院理工学研究科生体センシング機能工学専攻博士課程修了,博士(工学)
スタッフ
准教授   伊藤 智博
専門分野
フリーラジカル化学,磁気共鳴化学,生体計測科学
研究キーワード
フリーラジカル,活性酸素,抗酸化機能,生体計測,電子スピン共鳴

研究概要およびテーマ例

近年、活性酸素を始めとするフリーラジカルが生体の生理的・病的現象に深く関わっていることが指摘されて以来、 生体が生きたままでフリーラジカルを直接観測する計測法としての電子スピン共鳴(ESR)法に期待がかけられている。 当研究室の主たる研究テーマは、「フリーラジカル化学」を基盤とした「新規生体計測用ESR法の開発研究」と 「ESR計測法の応用研究」の2つである。平成17年度大学院生の研究テーマを下記に示す。

  1. ESR法によるイネのストレス応答計測に関する研究
  2. ESR法によるヒメウコギの抗酸化能評価の研究
  3. ESR法による過酸化水素の定量に関する研究
  4. フリーラジカルを指標とする炭素材料のキャラクタリゼーション
  5. ESRスピンプローブ法による種々の煙の酸化還元能
  6. ESR法による種々の食品の抗酸化力の評価
  7. ピンポイントESR法に関する研究
ESR
電波と磁場を使ってフリーラジカル(常磁性物質)を検出する計測法。
スピン試薬
酸化や還元されて常磁性を得るあるいは失う試薬。造影剤の一種。