物質化学工学科



機能分子化学 Biomaterial Chemistry

電子材料を目指した有機ナノ結晶の創成

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准教授 増原 陽人

〔経歴〕
東北大学大学院理学研究科化学専攻博士課程後期課程修了(2002.03):博士(工学) / 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(中西八郎プロジェクト)博士研究員(2002.04-2004.06) / 東北大学多元物質科学研究所 中西八郎研究室 助手(2004.07-2007.03) / 東北大学多元物質科学研究所 及川英俊研究室 助教(2007.04-2010.01)
〔趣味〕
航空機・車・読書・草野球・スノーボード
スタッフ
准教授   増原 陽人
専門分野
有機ナノ結晶,有機材料化学,有機太陽電池
研究キーワード
ナノ粒子,有機電子材料,結晶

研究概要

有機ナノ結晶の作製法として開発された「再沈法」(下図参照)をベースとして,有機及び有機半導体ナノ結晶や共役有機化合物と金属から構成されるハイブリッド化ナノ材料作製法の開発と物性評価を中心に仕事を展開しています。

再沈法を用いて作製したフラーレンナノ結晶を一例にとると,注入溶液の濃度,量や良溶媒・貧溶媒の温度など簡単な作製条件を変えるだけで,様々な形状を持つフラーレンナノ結晶をサイズ単分散に作製する事が出来ます。現在のところ,この再沈法によるフラーレンナノ結晶の作製は,最も簡便且つ再現性良く様々な形態の結晶を作製できる唯一の方法です。

当研究室では,フラーレンナノ結晶を用いた有機薄膜太陽電池の作製や単一光子発光源として働く有機ナノ結晶、電荷移動錯体ナノ結晶など新材料として有機デバイスの素子となりうるブレークスルー材料の作製を精力的に展開しています。

再沈法により作製できるフラーレンナノ結晶の一例