物質化学工学科



簡単な操作で一目見てすぐ結果がわかる計測技術の設計と開発

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助教 水口 仁志

〔経歴〕
東北大学 博士課程修了,博士(工学)
〔趣味〕
読書,野球,時事評論
スタッフ
助 教   水口 仁志
専門分野
環境分析化学,応用計測化学
研究キーワード
微量成分の簡易目視分析,金属イオン,金属錯体

シンプルテクノロジーとしての高性能ビジュアルセンシング

簡単な操作で一目見てすぐ結果がわかる計測技術の設計・開発

新しい分析方法を開発することは,それまで見えなかったものを見えるようにする,すなわち人類にとっての新たな情報の視界を切り開くという仕事です。私たちは, 人間の目が微弱発光の強弱や色の違いを認識する高度な能力を持つことに着目して,特殊な分析機器を一切使用しない,迅速,簡便かつ安価な計測技術を社会に提供すること目的として研究を行っています。

同種金属二核錯体システムによる微量金属イオン濃度の目視閾値判定

僅かな濃度の差を色の明瞭な違いで表現

メンブレンフィルター濃縮を利用するアンチモンイオンの目視定量

アンチモンイオン濃度を色の濃淡で表現

配位不飽和錯体の特異分配現象を用いるアルミニウムイオンの目視蛍光定量

紫外線照射下での蛍光強度の比較
ppbレベルでの簡便な目視蛍光定量

ODSシリカ薄層プレートを用いる絶対微少量金属イオンの目視定量

マイクロリットルレベルの微少試料中のpg〜ngの金属イオンを目視で定性定量分析